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無料掲載【コメント】J2第27節ザスパ対讃岐 ザスパ、残留争いの大一番で敗れる

無料掲載【コメント】J2第27節ザスパ対讃岐 ザスパ、残留争いの大一番で敗れる

 

 

【結果】

ザスパ  1−2  讃岐

前半 0−1

後半 1−1

 

【得点】

13分:武田有祐(讃岐)

68分:カンスイル(群馬)

89分:馬場賢治(讃岐)

 

【戦評】

 

ザスパが、残留争いの大一番で敗れた。22位ザスパと21位讃岐との下位直接対決。絶対に負けられない試合だったが、GK牲川歩見のミスによってゲームが壊れた。前半13分、GK牲川が味方からのバックパスをゴール前でトラップミス。讃岐に奪われると、武田有祐にヘッドで押し込まれて先制を許す。1点を追うザスパは後半23分、松下裕樹のミドルシュートのこぼれ球をカンスイルがヘッドで押し込み、同点に追いつく。勢いに乗って攻め込んだが終了間際の後半44分にカウンターを受けると、決勝ゴールを許して力尽きた。試合後、森下仁志監督はゴール裏のサポーターに対して「(進退問題については)クラブが決めることだ。僕はやり続けるだけ」と話した。都丸社長は「結果に関しては申し訳ない。監督については春の役員会でクラブとして支えていくということで決まっている。(試合に来ない)GMには連絡が取れない」と釈明した。サポーターからは「無責任だ」と、ブーイングが飛び交った。

 

 

森下仁志監督

 

 

結果に関しては申し訳ないと思う。失点の部分が残念だった。1点目は判断ミスで、2点目は、相手がカウンターが得意なのは理解して準備していたが、それでやられるのはまだまだ準備不足、甘さがあった。ゲーム全体を通じては決して悪い内容ではないし、チャンスもつくれている。フィットしてきている選手もたくさんいるし、今以上にやり続けたいと思う。

 

 

Q 失点について?

 

歩見の判断ミスかもしれないが、彼を先発として選んでいる僕の責任だ。

 

Q 決定力不足について?

 

あのエリアまで行っているので、最後は決断力だ。いかに、決断するために判断力を上げなければいけない。一つが遅れると難しくなる。予測を含めて、もっと判断力を上げていかなければいけない。

 

Q 下位直接対決を落としたが?

 

自分たちが変えていけるのは今からだけ。トレーニングから意識を上げてやっていくだけだ。

 

Q 牲川は開幕から致命的なミスが続いているが、なぜ起用しているのか?

 

彼の潜在能力。唯一、彼が足りないのは経験だ。だがミスを、何回も繰り返してはいけない。経験を積ませるだけの場ではないので、プロとして繰り返してはいけない。でも、本当にこれを彼がどう捉えるか。彼のサッカー人生は長いので成長しなければいけないが、すべては起用している僕の責任。彼のミスは僕のミスだ。

 

Q GKは清水もいるが?

 

メンバーは毎日見ていて、議論を重ねている。それで結果が出てしまえば、それは僕の責任だ。

 

 

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