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無料記事【コメント】J2第30節ザスパ対湘南 ザスパ、自滅で完敗。森下監督「今季のベストゲームだ」

【結果】J2第30節ザスパ対湘南 ザスパ、自滅でクラブワースト記録タイの14試合勝ちなし

 

【結果】

ザスパ  0−2  湘南

前半 0−2

後半 0−0

 

【得点】

1分:オウンゴール(湘南)

12分:山田直輝(湘南)

 

【戦評】

 

ザスパが自滅した。J3降格の危機に立つチームだが、開始直後の前半1分に湘南に左クロスを入れられると、その折り返しの処理をGK清水慶記が誤り、最後はDFともつれるようにしてオウンゴールを献上。失点によってバタつくザスパは前半12分、相手セットプレーの守備から、山岸祐也がクリアミス。それを湘南に拾われて逆襲を受けると、湘南・山田直輝に決められて早々に2点のビハインドを負う。リードした湘南が引いたことによって、ボールを持てるようになったが、相手ブロックを崩すことができずにゴールを奪えない。後半は2度の決定機を得たが決めることができずに0−2で敗れた。試合後は、トラメガを持った山岸祐也がゴール裏のサポーターに「J3に落ちてしまうかもしれない状況だが、僕らはあきらめていない」と訴えた。ザスパは14試合連続勝ちなしのクラブワースト記録タイ(前回は2005年)となった。森下仁志監督は「内容的には今季のベストゲームだ」と、監督会見の第一声で語った。

 

 

森下仁志監督

「今季のベストゲームだ」

 

ゲームに関しては今年のベストゲームだった。内容的に。最初の45秒で、ああいう失点があると、相手は湘南だし、難しくなるのは当然。2点目も球際のところで持っていかれて、戦前から言っていた球際とか、攻守の切り替えとか、セカンドボールとか、特に湘南は前半にパワーを入れてくるのは分かっていたので、そこを突かれた。ただ90分を通じて、選手はよく走ったし、素晴らしいプレーをしてくれた。ミスに関しては、牲川のときもそうだが、それは選手を起用した僕の責任だ。選手にミスが起きれば、その選手を選んだ僕の責任だ。慶記も顔を上げてやってほしい。

 

Q 失点シーンはDFとの接触か?

 

「いや、ないです」

 

Q 湘南との差は?

 

「そこら辺の粘り強さじゃないですか。しっかりと耐えて、この5試合くらいみたが、自分たちの状況が悪いときに、戦えることを身につけている。スタイルにプラスして勝つ部分が出ている。湘南もすべては良くいっているわけではないと思うが、学ぶべきことが多いクラブだ」

 

Q 試合後、山岸がゴール裏でサポーターに説明していたが何を話したのか。監督はそれをみてどう思ったのか?

 

「それを見てどう思ったか(苦笑)。山岸が代表して、皆さんと一緒にこの状況を乗り越えたいと伝えた。ゴール裏だけではなくて、観に来てくれたサポーターに応えるべくやるしかない。結果が出ていない以上は全力を尽くしたとは言えないので、結果を出すために全力を尽くして戦いたい」

 

Q サポーターから監督に対して厳しい声が飛んだがどう思ったが?

 

「こういう結果で、そういうこと言われるというか、言っていただけることはありがたいこと。興味がなかったら、動物はシカトされるのが一番きつい。厳しい言葉も僕たちのために言ってくれているので真摯に受け止めて、また顔を戦っているだけ」

 

Q 監督に対して厳しい声があったが?

 

「結果に関しては僕の責任。ミスもしかり、試合の結果は僕の責任」

 

Q今後どういうことを示していくのか?

 

「グラウンドで結果を示すだけだ」

 

 

※コメントの打ち込みに誤りがあり、一部 修正しました。

「ゴール裏だけではなくて、観に来てくれたサポーターに応えるべくやるしかない」

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