デイリーホーリーホック

【HHレポート】[HOLY SPONSORS]第20回・株式会社ASSO「クラブスタッフ達のホーリーホック愛に感動」(2014/1/14) ※全文無料公開

水戸ホーリーホックを支えてくれるスポンサーさんにお話を聞く企画「HOLY SPONSORS」。第20回目にレポートさせていただいたのは、スタジアムスポンサー、メディアスポンサーとして支援していただいている水戸市の不動産会社「株式会社ASSO(アッソ)」です。どのような思いを抱いて水戸の支援を続けているのか、井坂一美代表取締役にその経緯や今後の水戸へ期待すること等をインタビューした模様をお伝えします。

スタジアムスポンサー、メディアスポンサー
株式会社ASSO 代表取締役 井坂一美さん

クラブスタッフ達のホーリーホック愛に感動

水戸市内で不動産業を営んでおります弊社は、水戸ホーリーホックのスポンサー活動を約7年間続けております。
サポートシップスポンサー2年、今も継続しているメディアスポンサー5年、ボールパーソン用ビブス(背中)のスポンサー歴は3年となりました。
スポンサーとなったキッカケは、水戸市内の居酒屋です。親しい年上の先輩が当時の監督だった前田秀樹さんや強化部長と飲んでいて、たまたま同じ店に私も居合わせました。
当時の私にとってホーリーホックは、「水戸にあるサッカークラブ」という程度の存在。
しかし、「地元の企業なんだから、水戸ホーリーホックのスポンサーになりなよ」と監督達の目の前で先輩に言われ、翌日すかさずクラブから電話が来まして、断れなかったのです(笑)。
勢いでサポートシップスポンサーになりましたが、それを機にホーリーホックに対して興味を持つようになっていきました。

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【写真 米村優子】

打ち合わせの時、スタッフの方々からサッカーやクラブの色々な話を聞かせていただくのですが、本当に皆さん、水戸ホーリーホックが大好きなのですよね。
ある時、ホームゲーム前日にケーズデンキスタジアム水戸近くの物件を見に行く用事があり、少し時間があったので寄ってみました。そうしたら、そこにはなんとスタッフの皆さんが汗を流しながら、会場設営をする姿がありました。
そのような作業は専門業者の方など、クラブスタッフ以外の人がやっているイメージがありますよね?
しかし、女性スタッフも腕まくりして、軍手をはめて重い荷物を運んでいたり…。
「えー!こういう仕事もやっているんだ!」と驚きました。
正直、クラブを取り巻く環境は、他のJクラブと比べても色々と厳しい。だけれども、スタッフの皆さんは、サッカーが、クラブが好きだから、何重もの業務を掛け持ちしているのです。
そして、沼田邦郎社長のいつも腰が低くて、元気ハツラツした姿にも、人を惹きつけるものがありました。
そんな沼田社長、スタッフの方々の情熱に、心から感動し、出来る限り水戸ホーリーホックの力になりたい、と強く思うようになりました。
不動産会社もサッカークラブも、地域密着がモットーです。
同じく地元で頑張っているホーリーホックの支援活動に本腰を入れ、サポートシップスポンサーからメディアスポンサーとなったのです。

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【写真 米村優子】

ホーム戦当日は11本ののぼり、ノベルティグッズのラベルでチームを後押し

毎試合、スタジアム内に横断幕を飾らせていただいておりますが、更に支援と弊社の広報活動に力を入れたいと思いまして、ボールパーソンのスポンサーにもなりました。
知り合いの息子さんがボールパーソンに参加して、弊社のロゴ入りのビブスを来てもらったり、テレビ中継で映ったりと嬉しい限りです。

その他にも、メモ帳などのノベルティグッズに「ホーリーホックを応援しています!」というラベルを付けて、少しでも多くの方にホーリーホックへの興味を持って貰えるよう、お得意様やお客様にお渡ししております。

また、弊社は土日も営業しておりますので、ナイターのホーム戦以外のスタジアム応援は残念ながら出来ません。
ですが、ホーム戦の勝利を後押ししたいと思い、2年程前からホーム戦の時は店舗前にフィールドプレイヤーと同じ数の11本ののぼりを立てています。
最初は3、4本だったのですが、サッカーは11人の競技。なので、11本を飾り、事務所からエールを送っています。
弊社は国道50号バイパス沿いにあり、ちょうどKSスタへの通り道です。
水戸サポーターの方々も盛り上げる事が出来たら、とても幸いな事です。
今季のホーム戦開催時に50号バイパスを通る際は、是非弊社ののぼりもご覧になって下さいね!

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【写真 米村優子】

同郷の本間、鈴木隆選手を応援。今季こそ柱谷体制の集大成へ

2013シーズンは、「昇格圏内に行けるのではないだろうか!?」と期待していました。
本音を言えば、勝ち越しして欲しかったですね。
私は日立市出身。本間幸司選手と鈴木隆行選手をいつも応援しています。
鈴木選手が東日本大震災を機に茨城へ戻って来てくれて、一年間無給でプレーしたのは、とても粋だなと思いましたね。
本間選手は水戸ホーリーホックの顔です。今年、鈴木選手と二人でクラブのポスターになっていた事も誇らしいですね。
二人とも、一日でも長く現役を続けて欲しい。そして、カズの現役生活を抜いて欲しいです。
引退後も指導者として水戸ホーリーホックに残ってくれると嬉しいですね。

柱谷哲二監督も、とても大きな存在です。
2014年も柱谷監督が指揮を執る意義は、非常に大きい。サッカーを知らなくても監督の事を知っている人は、とても多いです。
監督がいる事で、「じゃあスタジアムへ行ってみようかな?」と思ってくれる人も少なくないと思いますよ。
塩谷司選手(現・サンフレッチェ広島)も柱谷監督を連れてきて、今では2年連続J1優勝に大きく貢献しています。そういう選手をまた見つけて来てくれるといいですよね。
もし他チームへ羽ばたいていったとしても、水戸ホーリーホックにいた選手なのだと知れば、「じゃあ水戸ってどんなチーム?」とクラブ自体にも注目してくれるキッカケにもなると思います。
勝負事は運もありますし、色々と困難や苦労もありますでしょうが、来季が本当の集大成になるように健闘していただきたいと思っています。

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【写真 米村優子】

地元住民のスタジアム観戦客を更に増やしたい

上を見たいと気持ちも強いですが、Jリーグに入りたくても入れないクラブもたくさんありますよね。
J1、J2全クラブの中で最下位の予算で、J2にずっと留まっているホーリーホックは、本当に頑張っていると思います。
選手自身が試合告知チラシを配ったり、ポスター貼りに出掛けたりと、これ以上やる事はないというぐらい、クラブは集客努力していると思います。逆に選手達の気が散ったり、疲れたりしてしまうのでは?と心配してしまう程です。
入場者数が増えた事は、2012シーズンの一番の収穫です。スタッフ、選手、関係者全員の努力の結果だと思います。

ホーリーホックにはJ1を目指して頑張って欲しいですし、水戸市民の皆さんに親しまれるような、スタジアムへ行ってみよう!と思うようなチーム作りを今後も続けて貰いたいと願っています。
クラブを支えていこうという地元の人々が、もっと増えるといいですよね。
一回スタジアムへ行くと、サッカー観戦だけでなく、イベント、グルメもありますし、ホーム戦の楽しさが色々と分かると思うのです。サッカー自体が分からなくても、もう一度行こうかという人もいると思います。
まず一度、足を運んで貰うことが大事ですね。
弊社も引き続き、そのお手伝いが出来たら幸いです。

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【写真 米村優子】

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株式会社ASSO(アッソ)
2005年の設立以来、水戸市周辺の住宅、土地、アパート、マンションから投資、収益、事業用の売買、賃貸物件の仲介、代理、管理や、コンサルティング業務等を行う不動産会社。
http://www.e-asso.jp/

(米村優子)

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