デイリーホーリーホック

【取材後記】「力負けの記憶を忘れずに」(2105/8/18)※全文無料公開

【写真 佐藤拓也】

【写真 佐藤拓也】

前田秀樹元水戸監督が総監督を務める東京国際大学サッカー部主催の「東京国際大学サッカーフェスティバル」が8月14日から3日間に渡り、同大学坂戸グラウンドで開催されました。今年で8回目を迎える同大会は関東圏で有数のユース年代のフェスティバルとして脚光を浴びており、全国から多くの強豪チームが参加しています。その大会に今回水戸ユースが第2回大会以来の出場を果たしました。

しかし、結果は散々なものに終わりました。初戦の帝京高校戦は1対3の敗戦、2日目には武南高校と打ち合いの末、3対6で敗戦。最終日は清水桜が丘高校(旧清水商業)にPK戦で敗れ、3連敗でグループB最下位という結果となりました。

残念な結果となりましたが、全国レベルの名門校と対戦できたことは水戸にとって貴重な経験となったことでしょう。特にフィジカルの差は顕著で、グループで囲い込んでも相手のスピードやフィジカルコンタクトに対応しきれずに打開されてしまう場面が目立ちました。県リーグで戦う水戸ユースにとって、そうした経験はこういった大会でしか味わうことができません。現在県リーグにおいて無敗で首位を走っているとはいえ、全国レベルとはまだ差があることを痛感させられました。力負けを喫したこの記憶を忘れずにリーグ後半戦に生かし、念願のプリンスリーグ昇格につなげてもらいたいと思います。

(佐藤拓也)

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