デイリーホーリーホック

【HHレポート】「『共にJリーグで戦う仲間をサポートしたい』 闘病中の新潟・早川史哉選手への募金活動を実施」 (2016/7/5) ※無料記事

【写真 米村優子】

【写真 米村優子】

選手やサポーターらが募金と応援メッセージで早川選手にエール

急性白血病で闘病中のアルビレックス新潟・早川史哉選手への支援金募金が7月3日の松本山雅戦で実施されました。
早川選手はルーキーイヤーの今年4月末に同病と診断され、現在も治療中。
各方面からサポートしたいとのたくさんの要望が寄せられたことから、病気に打ち勝ち、ピッチに戻ることを目的とした「アルビレックス新潟 早川史哉選手支援基金」が6月13日に開設され、Jクラブを中心に支援の輪が広がっています。
そしてこのほど、「同じくJリーグで戦う仲間をサポートしたい」と水戸ホーリーホック選手会がクラブと協力して今回の募金活動を行いました。
田向泰輝選手会長は「孤独な戦いではない。みんな力になりたいと願っているし、一緒に戦っている。そんな想いが早川選手に伝わればいいなと思っています」とエールを送っていました。

【写真 米村優子】

【写真 米村優子】

【写真 米村優子】

【写真 米村優子】

水戸電力イベント広場に設けられたブース前では、内田航平選手、斎藤翔太選手、麦倉捺木選手、水戸ホーリーホックEIKOレディースの選手らが来場者に募金や応援メッセージを呼び掛け、「ピッチで再び躍動する姿を待っています」「頑張る時は私達も一緒だよ」など回復を願うメッセージを寄せ、募金をするサポーターの姿が数多く見られました。

早川選手は、西ヶ谷隆之監督や兵働昭弘選手らを輩出した、茨城が誇るサッカー強豪校の筑波大出身。在学中は水戸とトレーニングマッチで対戦している縁のある選手です。
同じく筑波大出身で、難病「多発性関節炎」の闘病経験を持つ石神幸征選手は、「OBの中では、『筑波大の力を見せてやろう』と支援が広がっていますし、少しでも協力したいと思っています。僕自身の経験から言えることは、困難な状況になっても、支えてくれる人はたくさんいる。辛い、苦しい思いをしたことで、復帰した時に人一倍、感謝の気持ちが持てる。後ろ向きにならず、良くなることを信じて頑張って欲しいです」と後輩へ呼び掛けていました。

【写真 米村優子】

【写真 米村優子】

【写真 米村優子】

【写真 米村優子】

今回集められた募金は、全て同基金の口座へ送金される予定。
「アルビレックス新潟 早川史哉選手支援基金」への更なる支援を希望の方、応援メッセージや手紙の送り先について詳しくはアルビレックス新潟のオフィシャルホームページでご確認を!
http://www.albirex.co.jp/news/club/49121

(米村優子)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ