デイリーホーリーホック

【インタビュー】ホーリーホックの今を知るpart2 営業チームリーダー 菊池伸行さんに聞く「『ホームタウン活動』を知ってもらう。それが営業の第一歩(前編)」(2016/12/27)

水戸ホーリーホックが戦っているのはグラウンドの中だけではありません。
グラウンドの外でも様々な活動を行い、チームを支えてられています。
スタッフの努力があるから、選手たちはグラウンドで戦うことができているのです。
グラウンド外でのホーリーホックの「今」を知る企画、第2弾はホームタウンです。
果たして、ホーリーホックの営業活動の現状はどうなっているのでしょうか?
営業チームリーダーの菊池伸行さんにお話を伺いました。

【写真 米村優子】

【写真 米村優子】

Q.菊池さんは何年に入社されたのですか?
「14年ですね」

Q.どういったきっかけだったのでしょうか?
「それまで水戸プラザホテルに勤めていまして、ホーリーホックとの関係は、ケーズデンキスタジアム水戸にホームスタジアムを移転する際、総支配人が『ホーリーホックのユニフォームに名前を入れたら宣伝効果が大きいんじゃないか』とおっしゃったのがはじまりと言えるものでした。それでスポンサー料について、自分がクラブハウスまで話を聞きに行ったんですよ。後日、スタッフの方に来ていただいて料金の説明をしていただき、さすがにユニフォームスポンサーは高くて手が出なかったのですが、せっかく近くに移転するので、ピッチ看板の広告を出させていただくこととなりました。それから私が窓口として営業の対応をさせていただいてました。その後、11年の震災の時ですね、あれだけ大変な時に(本間)幸司さんがボランティア活動を行ったり、クラブが支援活動を行ったりしていて、ホーリーホックを見る目がまたちょっと変わったんです。そして、一番のきっかけは私のところに来ていたホーリーホックの営業担当がやめられるということで、『ホーリーホック、面白そうだよね』と言ったら、『社長に会ってみますか?』ということで、会ってお話させていただいたことですね。やはり、僕も震災があってから、地元への意識が変わったんです。それまで「茨城」や「水戸」に対する愛着はそんなに強くなかったのですが、震災以降、地元や地域の素晴らしさを再確認しました。そこで地域に密着した活動を続けているホーリーホックで働いてみたいという思いが出てきて、面接をしていただき、入社することが決まりました。14年の1月に社長と面談をして、3月には働いていました(笑)」

Q.入ってみていかがでしたか? 外から見ていたのとイメージは異なりましたか?
「外から見ていると、試合をしているイメージしかなかったのですが、やはりこのクラブの魅力は『ホームタウン活動』だと気が付きました。そこがこのクラブの根幹にあるなと。元々、プラザホテルで13年営業をしていたので、営業のノウハウを持っていましたし、地域の方々との関係を築くことはできていました。私が入社してからホーリーホックの何を売って、何をPRしていくかと考えた時に『これだ!』と思いましたね。『ホームタウン活動』について声をかけることによって、地域の方からの理解は深まるだろうなと。いざ入社してみて、子供たちや地域に対する意識の強さを知ることになりました」

Q.実際、PRしてみての反応はいかがでしたか?

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