デイリーホーリーホック

【HHレポート】「佐藤祥選手と斎藤選手が勝田特別支援学校サッカー部と交流」(2017/1/10) ※無料記事

【写真 米村優子】

【写真 米村優子】

パスやボールポゼッション、ミニゲームを共に楽しむ

12月7日、佐藤祥選手と斎藤翔太選手がひたちなか市高場にある県立勝田特別支援学校に訪問し、同校サッカー部と交流しました。
ホーリーホックはサッカー教室、知的障がいのハンディキャップを持った選手らのサッカー大会「ホーリーフェスタ」、毎年シーズン終盤やオフに選手が来校して同校と親交を深めています。
顧問の藤田武士教諭は「子どもらは毎年選手が来る日を楽しみにしています。個人的にKSスタに通っている子もいますし、ホーリーホックを身近に感じていますよ」と語っていました。

【写真 米村優子】

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この日は中学部5人、高学部3人の部員が参加。
まずはボールポゼッションやパスでウォーミングアップすると、選手らは「ナナさん、ナイスパス!」「イエーイ!マサキ君、いいね!」と部員らの名前を呼びながら1プレー1プレーを盛り上げ、最初は緊張気味だった部員らも次第に笑顔を見せていました。
そして次は、選手のアシストでゴールを決めるシュート練習へ。ネットを揺らすたびにハイタッチを交わし、会場となった体育館はますますヒートアップしていきます。
そしてお待ちかねのミニゲームでは、中学メンバー、高校メンバー中心のチームが交互にプレー。中学メンバー中心の試合は選手や教諭らが部員をサポートしながら、和気藹々の和やかなムードでサッカーを楽しみましたが、高校メンバーは一転してガチンコ勝負の様相に。
一進一退の攻防が繰り広げられる展開に部員だけでなく、選手や教諭らもやや本気モードで対戦し、得点が決まる度に心底嬉しそうな声を張り上げながら、ゲームを満喫していました。
キャプテンの根本拓海さん(高3)は「ゲームが楽しかったです。選手はパスやドリブルがすごく上手くて、余裕があるプレーを見習いたいです。来年、選手らを観にスタジアムに行きたいです」と満足気な様子で話してくれました。

【写真 米村優子】

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部員たちがサプライズで斎藤選手のバースデーを祝福!

斎藤選手は「皆さんと交流した一時間、とても楽しかったです。来年もホーリーホックを応援して下さい」、佐藤祥選手は「またサッカーを楽しみましょう!」と部員らに最後の挨拶した後、生徒から選手への質疑応答タイムに突入。
すると、部員の一人が突然、「誕生日はいつですか?」と質問を投げかけ、「えっ!俺、今日なんだけど?!」と斎藤選手が目をパチパチとさせながら驚きの表情を見せると、体育館内に突然バースデーソングが流れ、部員らはそのBGMに合わせて「ハーピバースデートゥーユー♪」と大合唱。
12月7日は斎藤翔太選手の誕生日。なんと部員らがサプライズでバースデーを祝福してくれたのです。
斎藤選手がケーキのロウソクの火をフーッと一気に吹き消すと、「おめでとうございます!」と祝福の声と大きな拍手が贈られました。
溢れんばかりの笑顔を見せた斎藤選手は、「有難うございます!二十歳になりました!色んな意味で大人になります!」と部員らの粋な演出に感激していました。

【写真 米村優子】

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夢中でボールを追いかけ、心温かな演出で歓迎してくれた勝田特別支援学校の生徒ら。
選手らは彼らのエールを糧に、2017シーズンもピッチで活躍する姿を見せてくれることでしょう!

【写真 米村優子】

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(米村優子)

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