デイリーホーリーホック

【育成NOW】「クラブハウス建設中の城里町の旧七会中学校付近で田植えや川遊びを親子で体験!」 (2017/5/30) ※無料記事

【写真 米村優子】

手植えによる田植えや藤井川での魚やカニなどを採集、日本一のコシヒカリを堪能

5月28日、旧七会中学校付近の水田で、小学生とその保護者を対象としたイベント「親子でチャレンジ!田植え体験!」が開催されました。
この田植えイベントは毎年開催されていますが、城里町で実施するのは今回が初めて。
来年クラブハウスが完成予定の城里町の地域活性化や交流人口の増加に寄与し、地元住民に水戸ホーリーホックを身近に感じて貰うおうと実施されました。
当日は晴天に恵まれた中、スクール生や一般の児童らと親たち約30人が参加。
「お米日本一コンテスト」で2011年の最優秀賞に輝いた城里町のブランド米「ななかいの里」の生産、普及活動に務めている「ななかいの里生産研究部会」のサポートで、約3アールの田んぼでの田植えを体験しました。

【写真 米村優子】

育成・普及チームのコーチらも一緒に参加する中、全員が横一直線になって一つひとつ均等に手で苗を植えると、子どもらは直ぐ様、泥まみれに。
田植え初体験の子も多く、皆、真剣に取り組み、予定よりも45分も早く田植えが完了しました。
そして次は、水田の目と鼻の先にある藤井川で生き物観察がスタート。
親子らは川の中でびしょ濡れになりながら、網で小魚、沢ガニ、ゲンゴロウ、ヤゴ、貝など次々と収集。
「見つけたよ!」と賑わう声が辺り一帯に響き、水カゴや水槽は水生生物でいっぱいになり、親たちも童心に帰っていたようでした。
最後は部会員らが釜で炊いたばかりの「ななかいの里」を、水戸農業高校で採れた卵を使った卵かけご飯や手作りおにぎりで実食。
部会の方々お手製の地場野菜を使った惣菜や漬物などと一緒に、全員が旧七会地区の滋味を堪能しました。
あまりの美味しさに、おかわりをする子供らが続出。日本一となったコシヒカリに全員が大満足のようでした。

【写真 米村優子】

那珂市のスクールに通う藤嶋快吏君(小学4年)は「田植えも川遊びもサッカーと同じくらい楽しかった。ご飯もいつもよりも美味しく感じて、2杯も食べた!」と話し、父親の公人さんは「いつか田植え体験を子どもにさせたいと思っていたことが出来ましたし、私自身も久々の田植えでリフレッシュ出来ました。普段出来ない経験を一気に出来て、自然の中でゆっくりのびのびできる機会は有り難いです」と親子で楽しんだ様子。
クラブのHPでこのイベントを見つけ、幼い子供達を連れて家族4人で参加したサポーターの滝亮太さんは「ホーリーホックが好きだから応募したのですが、田植えも川遊びも大満足。ご飯もとても美味しくて、子供達が普段の倍ぐらいの量を食べていて驚きました。ホーム戦前のサッカー教室で顔なじみのスクールのコーチ達がいるので安心ですし、秋の収穫もまた来たいです」と充実したひとときを過ごしていたようでした。

アカデミーでは、多様性のある地域を支え、支えられる水戸ホーリーホックを通じてサッカーの技術だけでなく、様々な体験をすることで「人格的な成長」を促し、「心豊かな人間力」を育てることも目的としています。
今回のイベントをコーディネートした城里町出身の檜山魁斗コーチは、「子供達が親子で外遊びをしたり、身近にある川や田んぼで色々な体験をすることは大切な事。昨年の秋には町内にあるオートキャンプ場『ふれあいの里』で1泊キャンプもしましたし、これからも城里町で色々なイベントを続けていきたいです」と語っていました。
秋には稲刈りも実施される予定。美味しいお米、川遊びなど様々な体験ができるイベントに是非、親子で参加してみてはいかがでしょうか?

【写真 米村優子】

【写真 米村優子】

旧七会中学校の練習場予定地は排水設備の建設に着手

ちなみに旧七会中学校のクラブハウス、練習場の進捗状況ですが、現在は校庭や周辺道路の一部を崩し、排水設備を建設中とのこと。
着々と来年のオープンに向けて改修工事が進んでいるようです。完成が待ち遠しいですね。

【写真 米村優子】

(米村優子)

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