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【HHレポート】「『沙織さんを救う会』の募金活動に小泉勇人選手が参加」(2017/9/5) ※無料記事

【写真 米村優子】

大勢のサポーターが詰めかけた名古屋戦で心臓移植手術の費用の協力を呼びかける

大勢のサポーターが詰めかけた9月2日の名古屋戦のメインスタンド前で、小泉勇人選手が「沙織さんを救う会」の募金活動に参加しました。
小泉選手はボランティアスタッフとともにチラシを配りながら、募金をしてくれたサポーターらに握手やサインなどのファンサービスをして、試合直前まで募金集めに協力していました。

「沙織さんを救う会」は「拘束型心筋症」という50万人に一人とされる難病を抱える水戸市出身、笠間市在住の勝田沙織さん(28)の心臓移植手術をサポートする団体。沙織さんの学生時代の友人や職場の同僚、親族、家族の元同僚や友人らの有志によって構成されています。
勉強やスポーツに一生懸命だった沙織さんは中学時代に心臓の異変が始まり、高校時代から体調不良を訴えるように。そして大学3年の時に拘束型心筋症と診断されました。
大学卒業後に就職し、社会人として懸命に働いていましたが、一昨年から入退院を繰り返し、今年6月に心臓移植が必要と最終診断されたのです。
今の病状では人工心臓の装着が難しく、国内ではドナーが少ないため、日本での移植手術は困難を極めます。
そのため、沙織さんはアメリカ・カリフォルニア州「シーダーズ・サイナイ・メディカルセンター」での手術を決意。その医療費、渡航費、現地滞在費などを合わせて1億5700万円の協力を呼び掛けていますが、9月4日時点でまだ2,053万円しか集まっていません。
沙織さんの叔母である鈴木典子さんは「人命維持のための人工心臓がつけられないため、一刻も早い手術が必要です。私は昨年、娘を亡くし、沙織には生きていて欲しい。本人も生きたいという気持ちを強く持っています。ご協力をよろしくお願い致します」と語っていました。
笠間市近郊や東京、新潟、福島、大阪などの各所に設置された募金箱、県内各地の駅前や公園、イベントなどでの募金活動、銀行振込やクレジットカードなどから、募金の協力ができます。

●お振込での募金
常陽銀行 本店営業部(004)普通 3788365
三菱東京UFJ銀行 水戸支店(310) 普通 0554397
みずほ銀行 水戸支店(316) 普通 1389918
筑波銀行 笠間支店(115) 普通 1045979
茨城県信用組合 内原支店(050) 普通 7545234
ゆうちょ銀行 ゆうちょ銀行から振込み(10650) 普通 45108201
他銀行から振込み(068)(ゼロロクハチ) 普通 4510820

●クレジットカードによる募金
公式HP(https://www.savesaori.com/)内にリンクされているクレジットカード決済「ALi(アナザーレーン)」のサイトから申し込む。

詳しくは「沙織さんを救う会」へ

代表 竹内章夫
茨城県水戸市内原町1654-1ラ・ポールⅠ 103号
電話 029-215-9651
受付時間 月~金曜日 10:00~16:00
https://www.savesaori.com/

【写真 米村優子】

(米村優子)

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