【レビュー】 J1 2nd 第15節 柏 vs 鳥栖 「相手のストロングポイントへの警戒を怠ったゆえの敗戦」 -1701文字- (2016/10/23)
J1 2ndステージ第15節
柏 2−3 鳥栖
得点者:40分 鎌田大地(鳥栖)、45+1分 富山貴光(鳥栖)、66分 田中順也(柏)、72分 鎌田大地(鳥栖)、90+1分 クリスティアーノ(柏)
●スタメン
GK中村航輔、DF茨田陽生、中谷進之介、鎌田次郎、輪湖直樹、MF小林祐介、秋野央樹、中川寛斗、FW伊東純也、田中順也、ドゥドゥ
過去2戦の戦いを踏まえて、戦前から選手たちは鳥栖のシステムとチームの特徴に対し“やりづらさ”を口にしていた。したがって主導権を握れない展開に陥いることは、この試合でも想定の範囲だっただろう。
ただ、試合の入り自体は悪くはなく、序盤はボールを失っても前からのプレスと素早い切り替えによって即座に奪い返すことができていた。例えば8分には鎌田次郎から中川寛斗にストンと縦パスが通り、直後の田中順也へのスルーパスは引っかかったが、前からのプレスによって高い位置でボールを奪い、キム ミョンヒョクのバックパスが中川に渡り決定機を迎える。どちらかといえば、浮き足立っていたのは鳥栖の方だった。
(残り 1263文字/全文: 1713文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ