「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【練習試合レポート】 今年最後の練習試合は敗戦「来季へ向けて“こうやっていく”という形は見えた」(栗澤) -1416文字- (2016/12/10)

練習試合(40分×3)

柏 1−3 水戸

得点者:27分 萬代宏樹(水戸)、29分 平松宗(水戸)、53分 大津祐樹(柏)、75分 平松宗(水戸)

●スタメン

GK中村航輔、DF湯澤聖人、鎌田次郎、秋野央樹、輪湖直樹、MF手塚康平、栗澤僚一、武富孝介、FWクリスティアーノ、大津祐樹、大島康樹

 

11月のオフ明けから今日までの3週間は、激しさや強度という部分をテーマにトレーニングを行なってきた。したがって、今回の練習試合でもまずは奪いにいく。奪いにいかなければ何も始まらない。そこで相手に外されたときに、どういう現象が起こるのか、外されないためには瞬間的にどのような対応が必要になってくるのか。結果的に1−3の敗戦となったが、栗澤僚一は「良い練習ができた。そこは引き続き来年に向けてやっていく」と2017年シーズンを戦うチームの方向性が打ち出されたとして前向きなコメントを残していた。

実際には、その前から奪いにいったプレスの圧力がいまひとつ足りず、そこで外され、水戸にうまく空いている選手を使われて柏の守備に穴が空いた。27分の失点は右サイドを崩され、2分後にも前から奪いにいった高いディフェンスラインの背後をシンプルに突かれて立て続けに失点をした。

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