【レビュー】 ちばぎんカップ 柏 vs 千葉 「攻守両面で改善の余地はあるが、開幕をシミュレーションした一戦で結果を残せた点は評価」 -2114文字- (2017/02/12)
Jリーグプレシーズンマッチ第22回ちばぎんカップ
柏 2−0 千葉
得点者:60分 クリスティアーノ(柏)、63分 ディエゴ オリヴェイラ(柏)
●スタメン
GK中村航輔、DF今井智基、中谷進之介、中山雄太、輪湖直樹、MF伊東純也、小林祐介、大谷秀和、クリスティアーノ、FWハモン ロペス、ディエゴ オリヴェイラ
DAZNニューイヤーカップのゲームを見て、あらかじめ知ってはいたものの、実際に目の前で見る千葉のライン設定の高さには驚かされた。
15分までは千葉の高いライン設定とプレスの勢いに押し込まれていたが、20分をすぎたに頃には、千葉の出方やどこにスペースができるかを把握し、柏が主導権を握る展開へ。
ハモン ロペス、ディエゴ オリヴェイラ、クリスティアーノ、伊東純也、この攻撃陣にとって、千葉ディフェンス陣の背後にある広大なスペースは絶好の突きどころだ。その点は下平隆宏監督も「最終ライン、ハーフラインでわざわざビルドアップをする必要はない」と振り返り、シンプルに裏を狙う攻撃を事前のミーティングでは要求していたらしい。クリスティアーノもまた「我々の前の4人に対してあの守備のオーガナイズの仕方では裏を取られても仕方がない」と話し、自分たちのストロングポイントを存分に生かす狙いを持っていた。
(残り 1587文字/全文: 2127文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ