「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【開幕直前コラム】 初のJ1の舞台へ。小池龍太が秘める飽くなき野心 -1655文字- (2017/02/22)

丁寧なメディア対応と思慮深く言葉を選びながら話す様は、21歳とは思えない落ち着いた印象を受ける。だが発する言葉の中には、彼が抱く野心がふんだんに散りばめられており、礼儀正しさの中にも独特の“ギラギラ感”を解き放つ。チーム始動日には「タイトル獲得」という言葉を憚ることなく口にし、「自分は勝利への欲求は強い方だと思う」との自己評を残した。

小池龍太とは、そういう選手である。

昨季J2最終節のケガにより、シーズン始動当初は出遅れた。キャンプも後半からの合流となり、ちばぎんカップのメンバーから漏れたことで、「今の時期に100%のコンディションまで上がっていないということが、自分としてはすごく悔しい」と心境を吐露した。

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