「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 J1 第3節 川崎 vs 柏 「戦術的な約束事に固執しすぎることで生じた前半の不出来」 -1818文字- (2017/03/11)

J1リーグ第3節

川崎 2−1 柏

得点者:42分 谷口彰悟(川崎)、45+1分 中村憲剛(川崎)、60分 武富孝介(柏)

●スタメン

GK中村航輔、DF古賀太陽、中谷進之介、中山雄太、輪湖直樹、MF伊東純也、小林祐介、大谷秀和、クリスティアーノ、FWディエゴ オリヴェイラ、武富孝介

 

川崎戦前々日、武富孝介はG大阪戦の反省材料を振り返り、「球際、戦う部分で劣っていたのは間違いない」と語り、“危機感”を募らせていた。

では、そのG大阪戦の反省は生かされたのか。結果から言えば「生かされなかった」と言うべきだろう。

川崎戦後、大谷秀和、栗澤僚一、武富らが指摘したのは「戦術に固執するあまり、ボールホルダーに対して奪いにいけていない」という点だった。

「ゾーンで見すぎている。人に行けていないというか、相手に前でボールを触らせればいいやという感じのディフェンスの仕方で、誰が人に行くという強さがガンバ戦から改善されていない」(栗澤)

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