「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【コラム】 J1通算300試合出場へ 大谷秀和、柏レイソルとともに -2566文字- (2017/04/06)

前節に広島戦で、大谷秀和のJ1試合出場数が299に達し、300試合出場まであと1となった。順調にいけば、今節の清水戦に記録が達成される。

歴代1位は楢崎正剛の631試合、2位は遠藤保仁と中沢佑二の542試合と、500試合を超えるツワモノもいるが、柏だけに限定すれば、大谷はクラブ史上最多試合数を誇る。次につけるのは渡辺毅の281試合、現所属選手では栗澤僚一の174試合(通算では258試合)というのだから、大谷の数字がいかに抜きん出たものかがわかるだろう。

大谷のデビュー戦は2003年開幕のFC東京戦。明神智和以来、7年ぶりとなる高卒ルーキーの開幕スタメンを飾った。多くのルーキーが例外なく緊張するデビュー戦も、大谷は「それほど緊張しなかった」と振り返っている。

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