「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 J1 第6節 柏 vs 清水「圧倒的に押し込むも、決めきれず、耐えきれず、前々節と同じパターンでの敗戦」 -1645文字- (2017/04/09)

J1リーグ第6節

柏 0−2 清水

得点者:65分 鄭大世(清水)、90+2分 ミッチェル デューク(清水)

●スタメン

GK中村航輔、DF小池龍太、中谷進之介、中山雄太、輪湖直樹、MFクリスティアーノ、大谷秀和、中川寛斗、手塚康平、大津祐樹、FWディエゴ オリヴェイラ

 

試合の入りも、ビルドアップも、押し込む展開も、おそらくほぼ思い描いていたプラン通りに進められた試合である。

2CBとダブルボランチを中心に攻撃の入り口を作り、サイドへ展開して相手の陣形を広げていく。特に前半に関してはハーフコートゲームと言ってもいいぐらいに清水を押し込み、ピンチらしいピンチもない。

しかし前々節の仙台戦同様、決め手に欠く。

組み立てはうまくいっていたと思うんですけど、その先。最後の仕上げのところで厚みが足りないというか、怖さがない。シュートの数は多いけれど効果的なシュートではなかったし、もっとゴールの匂いがするようなボールの最後の運びをしたい」(中川寛斗)

(残り 1230文字/全文: 1648文字)

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