「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 J1 第10節 柏 vs C大阪「小さなディテールが拮抗したゲームでは大きな違いを生む」 -1991文字- (2017/05/07)

明治安田生命J1リーグ第10節

柏 1−0 C大阪

得点者:57分 クリスティアーノ(柏)

●スタメン

GK中村航輔、DF小池龍太、中谷進之介、中山雄太、輪湖直樹、MF大谷秀和、手塚康平、中川寛斗、FW伊東純也、クリスティアーノ、武富孝介

 

タレントが揃うC大阪の攻撃をどう抑えるか、そしてリーグ最少失点を誇る相手のの守備をいかに崩すか。この試合の大きな焦点はその2つだった。

まず、C大阪の前線2人、杉本健勇と山村和也には高さがあり、普通に競れば彼らが優位なのは明白。そこでは中谷進之介を中心にディフェンスラインが小まめに上下動を繰り返し、相手がバックパスをすれば必ず高くラインを押し上げ、杉本と山村をオフサイドにできなくても、戻りながら中谷、中山と競る状況を作り出し、良いボールを落とさせない。

(残り 1647文字/全文: 1992文字)

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