「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 J1 第13節 柏 vs 大宮「7連勝と暫定首位も、改善すべき点はまだまだある」 -1598文字- (2017/05/28)

明治安田生命J1リーグ第13節

柏 4−2 大宮

得点者:2分 河本裕之(大宮)、40分 伊東純也(柏)、59分 武富孝介(柏)、64分 武富孝介(柏)、67分 クリスティアーノ(柏)、85分 瀬川祐輔(大宮)

●スタメン

GK中村航輔、DF小池龍太、中谷進之介、鎌田次郎、輪湖直樹、MF大谷秀和、手塚康平、中川寛斗、FW武富孝介、クリスティアーノ、伊東純也

 

試合開始早々の2分、CKからいきなり先制を許した。

これまでの6連勝は全て先制点を奪い、勝ち切った形である。そして昨季は、先制を許すと1勝10敗5分と圧倒的に勝率が悪かったことから、「先に奪われた時にどうなるか」は、チームにとって大きな着眼点でもあった。

先制点を奪われた焦りから前線の選手が張ってしまい、大宮が作る守備ブロックへロングボールを蹴り込むような単調な攻撃を繰り返すだけにならないか、そこが心配でもあったが「時間が早かっただけに、しっかり中で話し合いながら切り替えはできていた」(大谷秀和)と選手たちは冷静だった。

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