「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【コラム】 鹿島との真っ向勝負でつかんだ中山雄太の進化形態「攻撃力は僕の特徴」 -1294文字- (2017/07/04)

「あれが鹿島だなという感じ。拮抗した試合でも最後に勝ちを引っ張っていくのが大きいと思うので、今はレイソルは好調で首位にいたんですけど、鹿島にはずっと勝ってきた貫禄がありました。本当に王者と呼ばれる力が出た試合だったと思います」

鹿島戦の激闘から2日。中山雄太は改めてあの試合を振り返り、互角の攻防の中にも、自分たちと鹿島との“差”を口にした。

中山は向上心の塊である。柏がどんなに良い内容で勝利を収めようとも、必ず自分の課題を見つけ出す。そして反省し、それを自分自身の成長へつなげようとするサイクルが彼の中で無意識のうちに出来上がっているのだ。

そんな彼が前年王者に真っ向勝負を挑み、僅差とはいえ敗れたのだから、なおさら学ぶものは多かった。

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