【レビュー】 天皇杯3回戦 柏 vs 大分「通常の戦い方に戻した後半は盤石の試合運び。リーグ戦連敗の流れを断ち切る」 -2273文字- (2017/07/13)
第97回天皇杯3回戦
柏 2−0 大分
得点者:54分 クリスティアーノ(柏)、60分 ディエゴ オリヴェイラ(柏)
●スタメン
GK中村航輔、DF小池龍太、中谷進之介、中山雄太、輪湖直樹、MF大谷秀和、細貝萌、武富孝介、FW中川寛斗、クリスティアーノ、ディエゴ オリヴェイラ
先週末のC大阪からの変更は4人。左SBを輪湖直樹に戻し、ボランチは手塚康平から細貝萌、前線も伊東純也を中川寛斗に、大津祐樹をディエゴ オリヴェイラに変わって臨んだ天皇杯3回戦となった。
ただ、試合が始まると戦い方は普段とは異なっていた。細貝が頻繁に最終ラインに降り、中谷進之介、中山雄太と3バックを形成し、両SBが高い位置へ張り出す。それに伴い中盤は大谷秀和がアンカー、武富孝介と中川が絞って2シャドーの形を取る変則的なシステムだった。
「大分は1トップ2シャドー、3枚で出てくるのはある程度想定した中で、そのプレッシャーを引き受ける形にして、アンカーの大谷や、トップ下の中川、武富をフリーにして使いたいというプランがあった」(下平隆宏監督)
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