「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 J1 第27節 柏 vs FC東京「前線からのプレスが機能し、今季3度目の4発快勝」 -1988文字- (2017/09/24)

明治安田生命J1リーグ第27節

柏 4−1 FC東京

得点者:28分 武富孝介(柏)、60分 伊東純也(柏)、67分 武富孝介(柏)、69分 クリスティアーノ(柏)、 75分 ピーター ウタカ(東京)

●スタメン

GK中村航輔、DF小池龍太、中谷進之介、中山雄太、ユン ソギョン、MF大谷秀和、キム ボギョン、武富孝介、FW伊東純也、クリスティアーノ、ハモン ロペス

 

前節の横浜FM戦ではプレスがかからず、序盤に相手の攻撃を受ける形になったことでリズムをつかみ損なってしまった。その点を反省材料にして臨んだ20日の天皇杯G大阪戦に続き、FC東京戦でもアグレッシブなプレッシングを仕掛けていった。

前に行けば裏のスペースができるし、そこを何度か永井(謙佑)くんに走られていましたけど、前からどんどんはめながら、外されたら戻ればいいというふうに割り切りながらどんどん前から掴みに行こうとやっていた」(大谷秀和)

安間貴義監督が就任したばかりのFC東京は、以前よりも“つなぐ意識”が増した。相手は選手個々の能力が高く、プレスに行けば外される場面は出てくるが、戦術浸透度、連携面、チーム内の約束事は、監督交代から間もないため綻びもまた生じやすい。その点は、敵将・安間監督が実際に会見の場で指摘している。

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