「川崎フットボールアディクト」

【キャンプレポート】綾町2日目 「今季初の紅白戦が行われる」

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今季のフロンターレは、大きな問題もなく順調にメニューを消化してきている。ということで、綾町キャンプの2日目にして、2015年初の紅白戦が行われた。なお、強めの雨が降っていた午前は2本行いノーゴール。

雨がほとんどやんだ午後も、3本行って1−1と得点自体は少ない状態だ。ただ、新加入選手が10人入ってきたということもあり、連携面で難しさが残っていると考えるのが妥当だろう。要所要所に新加入選手が入ったことの効果はコンビネーションでの熟成が進めば出てくるはずだ。

 

ちなみにゴールを決めたのは、新加入の船山貴之と、大久保嘉人。ゴールについて聞いたところ船山は「そうですね。でもあれしか無いので」と全く満足する様子がない。「もうちょっと自分を出したいと思います。まだ探り探りなので、もっと慣れていけばやれると思います」と反省する声すら聞かれた。

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ちなみにこの船山のゴールをアシストしたのは中野嘉大。船山が抜け出すタイミングでピタリと合わせたいいスルーパスだったが、それについては「ああいうのは得意ですね」と胸を張っていた。ただ、まだまだやるべきことは多く、だからこそ「もっとうまくいくと思います」と述べていた。

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なお、午後練習の紅白戦の3本目に、1本だけ中村憲剛が合流。ファインダー越しに見る姿はキャンプ初期としては普通の動きができていたように思えた。手術からの復帰途上にある中村は、「少しずつ、着実にあげています。(自分の体を)確認しながら、と同時に自分が入ったチームを勝たせられるようにやっています」と練習を振り返っていた。憲剛自身はもう大丈夫だという思いもあるというが、そこは自己判断ではなくメディカルスタッフのコントロールに従い、調整を進めている。憲剛の状態については、動きがあればお知らせしようと思う。

 

▼山本真希「静かすぎて何もおきない」
「同部屋は三苫(薫)と、あとは(森谷)賢太郎と、(大島)僚太。めっちゃ静かです。各々、好き勝手にやってるので。でも好き勝手って言っても、携帯をいじってるくらい(笑)。会話もちょこっとしかしないんだけど、それで全然気を使わないし、居心地はすごくいい。だからハプニングは全くない(笑)」

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