「川崎フットボールアディクト」

【キャンプレポート】綾町4日目・午前練習「代表帰りの小林悠が合流」「代表では試合も出られなかったし、丸4日休ませてもらったので、今日からボールを触って明日から少しずつ戻っていければな、と思っています」(小林悠)

IMG_6529■合流と離脱
昨日、宮崎入りした小林悠がこの日からチーム練習に合流。
ノボリが足の違和感のため、不在で練習スタート。

■KJトレーニング
28日の午前練習は、筋力アップを図るいわゆるKJトレーニングで開始。上半身の腕や、腹筋や背中などの筋肉に刺激を与えるメニューが行われた。

トレーニングジムで行われる筋トレメニューを、器具を使わずに行えるというようなコンセプトで独自に開発されたメニューで、30分ほどの時間で終わるよう調整されたもの。

特徴的なのは、腕立て伏せをやるにしても、回数で区切るのではなく、時間で区切っている点。つまり、川崎英正トレーニングコーチからは、時間が指定されるだけで、たとえば20秒の間に、その選手が必要だと思う回数、やれる回数を各自のペースでやるメニューとなっている。

30分間のメニューはキツいだけにチーム内は静かになるが、そこでいつも元気なノボリの声が無いのは少々さみしい物があった。

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■5人一組のパス練習
長方形の中に、5人が配置される。
長辺方向の、両端に2選手。長辺の中間あたりに1選手が入り、練習スタート。

両端の二人でパスを繋ぎなら中間地点の選手に縦パスを入れる。
中の一人はパスを引き出すタイミングを取って、引き出す動きを行う。
中のこの一人にパスが入ると、パスを出した選手は即座にフォローして落としてもらい、ダイレで反対サイドの選手にパスを入れる。

止める蹴る、引き出す、落とす、フォローするというような動きが入った練習となっている。

■10対10での練習
フォーメーションに選手を並べ、崩しと守備の確認をするというもの。
攻守を入れ替え、選手を微調整しながら4本行われた。

小林はここから別メニューに。
■紅白戦
午前練習の最後は紅白戦となる。
この練習中に中野嘉大が足を痛め、大事を取って外にでる。

2本の紅白戦で、午前練習は終了。

最後の円陣では小林が締めの言葉と手拍子を行った。

 

■コメント
▼小林悠(午後練習後のもの)
――色々とお疲れ様でした。合流初日でしたが、今日はどうでしたか?
「別メニューでやらせてもらったので、特にはないですが、代表では試合も出られなかったし、丸4日休ませてもらったので、今日からボールを触って明日から少しずつ戻っていければな、と思っています」

――(午後練習にやった)8+1対4のパス練習は、あれは今年はじめてですかね?
「初めてやりました。だから感覚自体がなくて、ボールのフィーリングも悪いので。4日休むとちょっとダメですね。でも今日やったから明日明後日で良くなると思います」

――やはり、4日のブランクは長いものですかね?
「長いですね。4日一回もボール触らないと、うまい選手はいいですが、ぼくはあまりうまくないので、そういう選手はすぐに戻らない。でも今日1日やって慣れてきてます」

――チームの雰囲気はどうですか?
「なんて言うんだろう、帰ってきたなと(笑)」

――この合宿半分くらい過ぎてますが、この合宿の自分の中の目標は?
「しっかりコンディションをもう一度上げること。しっかり筋トレを多めに入れて。あまり海外とかで筋トレする機会がなかったので、しっかり筋トレで筋肉を刺激したいなと思います」

――休みがほとんど無いことは気にならないですか?
「そうですね。でも代表選手はみんなそうだろうし、選ばれて光栄なことですし、出られないというのはしっかり受け止めたいです」

 

IMG_6522宮崎に到着した小林悠をねぎらう中山通訳と、二人を撮影しようと構えるクラブスタッフ。

 

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