「川崎フットボールアディクト」

【キャンプレポート】【一次合宿総括】第1回(全8回)「ここにいる選手は技術だけでなく、速さや強さも当然高いレベルの選手たちで、このあと十分にレギュラー争いに挑めるメンバーじゃないかと思っています」(庄子春男GM)

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1月15日の始動日から、綾町で行われた一次合宿までの取材を元にチーム編成や、今季のコンセプト、体づくり、新加入選手などのテーマに分けて分析した。全8回に分けて連載していく。初回の今回は補強について。
■補強について
新体制発表会見での言葉を聞くまでもなく、フロンターレの今季の目標は「チャンピオンシップをとる」ということ。悲願のこの目標を実現するために昨季のような終盤の失速を繰り返さないことが重要だと庄子春男GMは述べる。そこで補強のポイントとして、「戦える選手層を実現」するために「順応が早いと思われる選手」(庄子GM)を中心にスカウティングが行われた。もちろん、フロンターレのスタイルの継承は大前提だ。

なお、新体制発表会見にて庄子GMがフロンターレのスタイルとして述べたのは「ゲームを支配して、しっかりとボールをつなぎながら相手を圧倒するというサッカー」というものだ。そしてこのサッカーに慣れるために必要なものとして、「判断だとか、予測だとか、ゲームを読む力。それから何よりも足元の技術も含めて高いレベルの技術」が求められると話している。

今季の補強にはこれらの前提があることになる。その上で、以下の選手獲得の三つのポイントから優先順位を付けて選手選考が行われた。

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