「川崎フットボールアディクト」

【キャンプレポート】【一次合宿総括】第5回(全8回)「杉本健勇が相手に触られなかったら、面白くなるでしょう(笑)」(川崎英正TRコーチ)

kenyu

1月15日の始動日から、綾町で行われた一次合宿までの取材を元にチーム編成や、今季のコンセプト、体づくり、新加入選手などのテーマに分けて分析した。全8回のうちの第5回は、コンディション調整について。

 

■選手のコンディション
攻撃的なサッカーを実現するための練習を続けられるのには、選手たちのコンディションがいい状態に保たれているという前提があるから。
フロンターレの体の仕上がりは、昨季の同時期と比べて非常に早い。合宿を前に麻生でKJトレーニングを行い、合宿でより多くの時間をボールを使った練習に当てているが、これは昨季の夏季中断期の函館合宿時に採用したチーム作りと同じ経過で、その際の経験を川崎TRコーチが適用したもの。ちなみに川崎TRコーチは過去にも名古屋で同様のチーム作りを経験しており、今のチーム状態は狙い通りだとのことだ。一次合宿2日目から紅白戦が練習の中に取り入れられており、より実戦に近い形で練習が行われている。

体の仕上がりと練習内容がマッチしており、筋肉系の大きなケガはない。接触プレーによる離脱はあるが、離脱はそれだけ。そういう意味でもうまくコントロールされた状態にあるようだ。

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