「川崎フットボールアディクト」

【#オフログ】日本人監督にも目を向けたい

IMG_9931

アギーレ監督が解任されました。

アギーレ監督には小林悠がかなり高く評価されていて、ご存知の通りアジアカップを戦う日本代表のメンバーにも入っていました。そういう事があるだけに、残念な解任となってしまいましたがこればかりは仕方ないと思います。八百長事件の捜査が始まるということで、裁判が進むに従い法廷に出なければならなく、代表活動に影響が出るのは避けられない情勢でしたからね。

小林悠にかぎらず、後任監督に引き続き呼んでもらえるよう、クラブで頑張って欲しいと思います。

その後任監督についてですが、ぼくはそろそろ日本人にまかせてもいいような気がしています。「日本人だからダメだろう」ということはなくて、技術的には世界にも戦えるだけの選手が育成されてきていますし、言葉が直接通じる日本人監督は、世界との戦いを見た時に現実的な選択肢だと思っています。

ただ、日本人監督を迎え入れる際の前提として、日本人が目指すサッカーというものの共通理解が必要だと思っています。それはサッカー協会が主体となり、同じ意識を根付かせていくという作業が必要なものです。そして、たぶんそれはボールを大事にし、攻撃的に試合を進めるサッカーじゃないかと思います。それをパスサッカーといってもいいのかもしれませんが、パスサッカーにこだわる必要もないのかなと思っています。

「攻撃的なスタイルのチームを作る」という大枠を決めた上でチーム作りは監督に任せる。そういう日本代表にすることで日本人監督に世界での経験が蓄積されていくことに意味があると思います。

こんな事を言えるのも、ちょうど今、城福浩さんがフリーになっているからなんですけどね。城福さんは様々なスタイルのサッカーを経験されてきたJでの経歴も含めて、ぼくはそのチーム作りを見てみたい監督の一人です。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ