「川崎フットボールアディクト」

【ナビスコ杯 GL 第1節川崎vs名古屋 レポート】中村憲剛が「一人しか入れ替わってないんですが、やっぱりそこの柔軟性がまだまだ足りないかなと」と話す戦いは、勝利に徹した相手の術中にハマり、ホームで悔しい敗戦(2305文字)

ナビスコ杯 GL 第1節川崎vs名古屋
3月18日(水)(19:03KICKOFF/等々力/12,253人)
川崎 1-3 名古屋

前半立ち上がりの印象が強く、良い内容かつ、強いサッカーというイメージでスタートした試合だった。いい流れの中、幸先良く先制点を奪ったことで優位に立てていたフロンターレだったが、前半の途中から名古屋がフロンターレのサッカーに順応し、試合展開に変化が生じた。フロンターレもそんな試合展開を踏まえ、フォーメーションを変化させるが身体能力を全面に押し出してきた名古屋の戦いを跳ね返せず、悔しい敗戦を喫することとなった。

ナビスコ杯、グループリーグ初戦となるこの試合は、等々力に名古屋を迎えて行われた。フロンターレは3-4-3というようなシステムを採用。中盤の最終ラインの3枚と、トップの3枚を除く中盤の”4”は武岡優斗いわく「真ん中がダイアモンドみたいな」形に並んでいた。この中盤のポイントはアンカーに入った谷口彰悟と、上下に自由にポジションを動かした中村憲剛の連携。この動きに名古屋は適応できず、防戦一方となる。立ち上がりから名古屋を押し込んでいたフロンターレが、幸先良く先制点を奪ったのが前半12分のこと。試合展開を考えれば妥当なゴールだった。

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