【J1 2nd. 第7節 神戸vs川崎 レポート】過酷なピッチコンディションを克服して決定機を作るがノーゴール。ワンチャンスを決められる最悪の形で0−2の敗戦(1866文字)
■点はとれたし、奪われてもおかしくなかった
前半を振り返る選手の言葉には二つの種類があった。
一つは、中村憲剛を筆頭に複数の選手が感じていたもの。つまり、作れていた決定機を決めないから、無得点のまま試合が終ってしまうのだ、という認識だ。たとえばエウシーニョが絡んだ前半の決定機を皮切りにチャンスは作れていた。
エウシーニョは「自分にもありましたし、チーム全体として(前半にかぎらず)すごくたくさんのチャンスがあったんじゃないかと思います。残念ながら得点には結びつかなかったですが、前半からチーム全体としてはすごく良かったと思いますし、セットプレーであのような失点をしてしまったのは残念に思います」と振り返る。いずれにしても、衝撃的な芝の悪さとそれに伴う試合序盤の内容の単調さに悪い印象しか残っていなかった試合でも、それなりに形は作れていた。
形自体は作れていたという前向きな言葉が出てきた一方で、気持ちを引き締めることを促す発言もあった。たとえばそれは小宮山尊信の言葉だ。
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