「川崎フットボールアディクト」

【コラム】残り2ヶ月の恩返し

segawa
瀬川ヤーシャには昔から顔を覚えてもらっている、ような気がする。その彼に、初めてじっくりと話を聞かせてもらったのは、彼らの代が中3の時に臨んだ2012年の高円宮杯U15の初戦。フットボールクラブ・ゼブラというチームとの試合後だった。

この試合で目立つプレーを見せていたという事で、ヤーシャなどに話を聞かせてもらった。この試合以降、人懐っこいヤーシャとは顔を合わせる度に一言二言の言葉をかわすようになった。

ちなみに彼らの代の試合を初めて見たのは、彼らが小6で出場した全小の準決勝だったと記憶している。2009年8月に行われた名古屋U12との対戦は、2−2でPK戦にもつれこむが、結局サドンデスの死闘の末に敗退。泣きじゃくる選手たちに話を聞いた事を薄っすらと覚えている。

ヤーシャはユースに昇格後、あまりAチームには絡めておらずいつも先輩たちの試合の脇で用具係として”はしゃいで”いた。今季の開幕前。トップチームのキャンプに呼ばれた同じFWの岸晃司との差を感じていたが、ここに来てチームを救う活躍を見せ始めており、速報にも書いたとおり千葉戦では先制点を決めている。

とてもガッツリ取材してきたとは言いがたいが、それにしても昔から知ってるやんちゃなヤーシャが活躍した千葉戦は個人的に嬉しい試合だった。

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