「川崎フットボールアディクト」

【コメント】「ボウズくらいしかできないなと思ってやりましたよ。子どもたちもみんなすれば違うかなと思って。顔がくっきり見えるから。全然違う顔になりました」(大久保嘉人)/「サッカーをがんばるしか無い。それで勇気とかを与えられる職業でもあるので」(中村憲剛)

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大久保嘉人が、三人の息子さんとともにボウズ頭になりました。その件について、大久保嘉人本人と中村憲剛に話を聞かせてもらいました。その時のコメントです。

▼大久保嘉人
――今回、あえて公表しようと思った理由は?
「奥さんが、オレがボウズにするんだったら公表して欲しいと。オレが(公表せずに丸刈りに)したら、ただ罰を受けてやっただけと思われるから、それは嫌だと。で、あの病気ってあまり知られてないというか、めずらしくて。昔のほうが多かったみたいで。少子化というのもあって。それで。オレ、別にそんなの言うつもりはなかったんですが。おれは別に罰と思われても良かったから」

――奥さんには丸刈りにするという話は前からしてたんですか?
「いや、してないです。昨日(11日に)、急に言って。クラブハウスでして、帰ったんですが、クラブハウスでやってたら充電が切れて、バリカンの。これじゃやばいやろうと。まあまあ行ってたんですが、ちゃんとなってなかったので。帰ってやりました」

――三男はお母さんが居なくて大丈夫ですか?
「夜中、起きだして『ママは?』って。でも、寝るように言うと寝ますよ」

――長男と次男は理解は。
「してます。面会時間があるので。2時から8時まで。その間、ちょど塾とか全員違うところに行くから。送り迎えして、終わるのが6時くらいだから一気にそこから。そうしないとみんな揃わないです」

――今後、どう支えますか?
「病院に行くしかないですね。おれも初めてだから。病院に行って、やれることをやりたいですね、はい」

――説明を受けた時はどうでしたか?
「最初はね、なんなのと。どんなのかがわからなかったので、いろいろ聞きました。まあ、びっくりしましたね」

――反響も大きかったのでは?
「ありましたね」

――女性にとっては勇気づけられることだと思います。男性がサポートするのは嬉しいことだと思うんですが。どういう思いがあったんでしょうか。
「どうですかね。また違いますからね。ボウズと、抗癌剤で抜けるのと。けど、それは出来ないから、ボウズくらいしかできないなと思ってやりましたよ。子どもたちもみんなすれば違うかなと思って。顔がくっきり見えるから。子どもの顔が。次男はやったことがあるんですが、上と下とはやったことがないから。全然違う顔になりました」

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