「川崎フットボールアディクト」

【天皇杯3回戦 川崎vs京都 速報レポート】停滞気味の時間帯もあったが、きっちり2点を追加。3-0で勝利した

■京都のプレスを巧みに外してペースを掴む。大久保嘉人の先制点で1-0とリードし後半へ
前半立ち上がりから京都が猛烈にプレスを掛ける。ただ、フロンターレはそのプレスを巧みに外し、ボールを前に運んだ。

京都が45分間あのプレスを続けてくれば、それはそれで面白いとは思うが、さすがに10分ごろにはブロックを形成する守備に移行する。

フロンターレがボール保持率を高める一方、京都はパスミスを待ち、高い位置からのカウンターを狙うという展開に落ち着く。

フロンターレは、前半22分に大久保嘉人が先制点を奪い試合を楽にするが、その一方で京都にカウンターを打たれており、決定力の高い選手が出場していたら危ない場面もありうる展開だった。

前半はポゼッションで京都を圧倒。1-0のスコアで後半を迎える。1点差はまだ油断できないだけに、気を引き締めて後半に臨んで欲しいところだ。

■後半
後半立ち上がりにフロンターレが何度かチャンスを作るが、徐々に試合は停滞気味に。
京都が交代采配で揺さぶりを掛けてきたということ。52分の駒井善成に続き61分に投入された大黒将志の存在感が、多少フロンターレの守備陣を後ろ向きの意識を強めさせたということもあるのかもしれない。

試合自体は停滞していたが、崩されるような怖さがなかったのが救いだった。

フロンターレは大久保の1対1の決定機など、何度かチャンスを作っていたが決めきれず。ただ、82分に小宮山尊信が2点目を奪うと、後半アディショナルタイムの45+1分に杉本健勇がダメ押しゴールを決めて試合を終わらせた。

波はあるにせよ、しっかりと勝ち上がりを決めたという試合だった。

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