【J1 2nd. 第16節 浦和vs川崎 レポート】調整されたグループ戦術と、個人技の調和とが光った試合
■流れを引き戻した森谷賢太郎の同点ゴール
先制点を奪われたフロンターレにとって、1点ビハインドのまま前半を終えるのと、1-1で後半に臨めるのとでは大きな違いが出てくる。28分に興梠慎三が先制点を奪ったあと。1点をリードした状態の浦和のボール回しは0-0の時間帯とは違っていたからだ。浦和は無理にボールを前に運ばず、時間を使いつつマイボールを失わないようにゆったりとしたリズムで試合を進めた。
後半に入ってもそうしたリズムを継続されたとすると、フロンターレにとっては難しい試合になる。だからこそ、前半44分の森谷賢太郎のゴールは値千金だった。1点は1点なのだが、スコアが1-1になったこと以上の意味がそこにはあった。
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