「川崎フットボールアディクト」

【新体制発表会見】「あまりに強い責任感を持たせすぎてしまうと自分たちのプレーが伸び伸びとできなくなってしまう。全ての責任は私にありますので、選手は伸び伸びと思い切ってやってもらいたい」 (風間八宏監督)

kazama

2016年シーズンを前に1月17日に新体制発表会見が行われた。ここでは会見での風間八宏監督の言葉をお伝えする。

▼風間八宏監督
「みなさま、あけましておめでとうございます。
そして、本当に今日も、いつもなんですが、満員にしていただきましてありがとうございます。チームの昨年のことは強化部長の方から言われたように我々の中ではしっかりと見つめなおしてます。
そしてここに集まってくれている選手、二人居ませんが、みんな勝つために。そしてこのサッカーをしたいという強い信念のもと集まってくれてます。非常に心強いことだと思います。昨シーズンは本当にけが人が多く出てしまった。ただし、先程も言いました通り、筋肉系のケガというのはほとんどありませんでした。その辺はしっかり自分たちが自信をもってやっていきたいと思います。それから逆に強みにしたいという心構えで話し合っています。とにかく我々の仕事というのは、みなさんに満足していただけるサッカーの内容。そしてしっかり結果を出すということ。そして私の仕事はもう一つ、あまり言ってないことだとは思いますが、メンタルの部分だと思います。それは何かというと、選手たちが自分たちは勝たなければならないと。本当にプロの世界で勝負を約束できる人間は一人も居ません。ですけどもあまりに自分たちにあまりに強い責任感を持たせすぎてしまうと自分たちのプレーが伸び伸びとできなくなってしまう、ということを昨シーズン感じました。ですから全ての責任は私にありますので、選手は伸び伸びと思い切ってやってもらいたいと。逆にそこのところをしっかり作っていきたいと思います。それと同時に、ここに優秀な選手たちが集まってくれましたので、競争しながら1年間、一人もピッチを離れる事のないように。しっかり厳しいプロの中で戦って行きたいと思います。
さきほど言ったケガ人。ここはクラブハウスが出来ましたので、かなりいいものができると思います。そこは心配していません。そしてますますみなさまとともに、身近にこのチームを感じていただけるんじゃないかと思います。それから監督室も出来ますし、いろんなことが見えなくても、このくらいのクラブハウスができれば、もう中国にいきなり選手も行かないと思います。ですから非常に大きなものだと思います。そしてみなさまも心強く我々を支えてください。また今年も一緒に戦ってください。今日はどうもありがとうございました」

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