2016.03.24

【レポート】ナビスコ杯 GL 第1節川崎vs横浜FM　粘る相手に最後まで得点できず。悔しい引き分け

2016年03月24日 12時00分　
カテゴリ：川崎アディクト • 試合レポート
タグ : 2016 • vs横浜FM • ナビスコ杯

■圧倒から入る前半
フロンターレの攻勢は、時間の経過とともに落ち着いてしまった。前半の立ち上がりから横浜FMを圧倒しながらも、後半にペースダウン。そうした内容を考慮すると、疲労が試合運びに影響した可能性がある。

フロンターレが疲労によって失ったもの。それは切り替えの早い守備だった。

試合開始からフロンターレの守備は横浜FMを圧迫。立ち上がりの横浜FMもタフに走り回ってはいたが、それ以上にフロンターレの試合運びが上回る展開だった。表面上は、横浜FMを押し込んだフロンターレのパスワークが際立っていたが、その試合展開の根底にあるのは球際で厳しさを見せた守備だった。ボールを失うと、即座にプレスを掛け、ルーズボールへの執着心も徹底されていた。その結果フロンターレがボールを握り続け、横浜FMは自陣に釘付けにされてしまう。僅かでもスペースがあれば、それを効果的に使うフロンターレの攻撃陣に押し込まれ、自陣の深いエリアにブロックを作らざるを得なかった。スペースを与えることで発生するリスクを考えれば仕方のないことだった。

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