「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 1st. 第7節 FC東京vs川崎 悪い流れを断ち切り逆転。4−2で勝利した

■1点のビハインドをすぐに取り返し、後半へ
立ち上がりに事故のような失点を喫するが、すぐさま大久保嘉人が取り返して1−1に。あの勝負強さは今季の特徴と言える。

FC東京のボランチコンビにうまく中央のスペースを消され、ボールを前に運べない時間が続く。それではとサイドにボールを展開するが、クロスの精度が低く決定的な形を作るまでには至らなかった。

前半のうちに車屋紳太郎から谷口彰悟へと交代カードを切ったのは、守備的な安定を求めたためだろうか。

いずれにしても1−1で後半に

■勝負強く勝ちきる
相手の中盤を崩すべく、ボランチが縦関係になった後半。小林悠の決定機会ミスで試合は動く。すぐさま勝ち越し弾をFKから奪われ、悪い流れに。

守備の堅さを発揮したFC東京を思うように崩せないが、大久保のPKで同点に追いつくと、小林がミスを帳消しにする逆転弾を手にしてリード。

試合終了間際の47分には中村憲剛の頭脳的なドリブルからエウシーニョがねじ込み、4点目。試合はそのまま4−2で勝利となった。

なお、試合終了直前に大久保がハードな守備から足を痛め、そのままストレッチャーでロッカーへ。足の状況が気がかりだ。

(取材・文/江藤高志)

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