【コラム】万が一に備え、万が一で結果を出した新井章太
■「本当に出たくて、出たくてムカつくこともあります」
前半15分に、パトリックと接触したチョン・ソンリョンは、頭部をぶつけたことでしばらくピッチ上に倒れこんでいた。パトリックに悪気はなく、ゴール前のギリギリの攻防の中では不可抗力と言えるアクシデントだった。
この時、新井章太はソンリョンについて「大丈夫だろう」と思っていたという。ただ、菊池新吉GKコーチから準備するよう促され、交代出場に備えたのだという。結果的に接触から17分後の前半32分に交代出場を果たすことになるのだが、この出場の時までに新井が作っていたのは「気持ち」だったという。
(残り 1745文字/全文: 2013文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ