「川崎フットボールアディクト」

【コメント】第10節 仙台戦前 「ウノゼロ(1-0)とか言って、キレイな感じはしますが、このチームが求めるものとはちょっと違うかなと」(奈良竜樹)/「確実に勝てる試合なんて何一つ無い。だから勝つ努力を100%でしないと」(中村憲剛)ほか

1stステージ第10節の仙台戦を前にした練習後のコメントです。

奈良竜樹、登里享平、エドゥアルド、エウシーニョ、大久保嘉人、長谷川竜也、中村憲剛の各選手です。


▼奈良竜樹
--フロンターレのディフェンスを支えているように思うんですが。やってておもしろいのでは?
「なんかでも、守備に重心が乗りすぎてるというのは感じてます」

--でもこの前は決勝点のところは持ち上がってきっかけを作りましたが。
「前半は結構良いサッカーができてたし、決定機もあったんですが、後半ああやってゴール前ベタ引きというのは守るチームがやることだし。フロンターレはそういうサッカーではないと思ってるので。あれが2-0で、ああいうやり方で、カウンターで3点目ということなら賢いやり方だと思いますが、1-0であれをやると事故も起きるだろうし、実際に危ないシーンも何回かあったので。もっと前で奪う。奪う位置を高くしないといけないとと、常に考えてます。点を取るために動いているので、このチームは。
そりゃ、人数をかけてあれだけ、サイドハーフも引けばそう簡単にはやられないとは思いますが、それではこのチームとしての良さはないと思います」

--確かにチームのアイデンティティとして攻撃サッカーというものがあって、そのスタイルとはあの後半は違ってた気がします。あれは意図的に押し上げたり、前をコントロールする必要があったと。
「そうですね、ぼくたちはもっとラインを上げて、サイドハーフを…。憲剛さんともさっき話してたんですが、もっとサイドハーフがあれだけ引くとFW、憲剛さんと嘉人さんが追う範囲も広くなるし、奪った後に後に憲剛さんと嘉人さんしか前にいないから攻撃に移れない、ということも言ってて。どこかでこまめにやりながら前に前に押し上げていく、ということをやらないと、実際にあの試合は向こうも放り込んできた部分もあったし、なんかオレとエドゥもそれを跳ね返すところに気持ちよさが出ちゃって…。それだとやっぱり、普通のチームというのはまた違うかもしれないですが…」

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