【レポート】J1 1st. 第14節 川崎vs磐田 ベンチワークでダイナミックに動く試合を、しぶとく勝ち切る
■動く試合
刻々と進行する試合とそれに対応するベンチワークに見応えのある一戦だったように思う。
試合開始直後、まず気になったのが磐田の流動性の高さだ。磐田はポジションを固定せずに動きまわり、それによってフロンターレを混乱に陥れようとしていたように見えた。しかし、その流動性が故に最終ラインにギャップが生じてしまい、7分にエドゥアルド・ネットからの鋭いパスが大久保嘉人に通りGKとの1対1の場面を呼び込んでしまっていた。
裏を取られていた磐田は結果的に4−4−2の布陣に収斂。マイボール時には両サイドバックを高い位置に上げる一方、適時中央に枚数を割いてフロンターレのパスワークの分断を試みた。ただ、それでも小林悠が裏を狙い続けるなど、磐田は最終ラインの穴を塞ぎきれていなかった。
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