「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 2nd. 第5節 川崎vsFC東京 小林悠のゴールで先制し、1−0で勝利

■ともに押しこむ時間帯を作りつつ0−0で後半へ
前半は攻守の時間帯がはっきりする。
立ち上がりと終盤はフロンターレペース。前半の中ほどの時間帯はFC東京に握られた。

試合開始直後は、FC東京が上手く試合に入りきれておらず、スペースをもらったフロンターレが攻勢に出る。それを修正した中盤にFC東京がペースを握り返すが、そのFC東京に慣れたフロンターレが最終的に押し返す、という展開に見えた。

フロンターレが押し込んだ前半終了間際の時間帯は、FC東京の8枚がゴール前に戻り、無秩序でもなんでも守り切るという泥臭さを見せた。

秩序立っていない分、付け入る隙はあるはず。後半に期待したいところ。

■小林悠の一発
後半は45分を通してほぼフロンターレペースで推移。FC東京を押し込む。
危なかったのは、後半65分の場面。ムリキに走られソンリョンとの1対1を作られるが、これはソンリョンがファインセーブ。その直後の67分に右サイドからの崩しを小林悠が合わせるが、これはクロスバーを直撃した。

分厚い攻めを続けるフロンターレが先制点を決めたのが、81分。橋本晃司のFKのこぼれをつなぎ、最後は車屋紳太郎からのクロスを小林が頭で合わせた。

試合終盤、捨て身で前に出たFC東京の攻勢を跳ね返し、フロンターレが1−0で勝利を手にした。
多摩川クラシコ初の3連勝となった。
(取材・文/江藤高志)

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