「川崎フットボールアディクト」

【レポート】J1 2nd. 第9節 浦和vs川崎 表裏一体の攻防戦。「浦和キラー」森谷賢太郎の決勝弾を演出した大島僚太の落ち着きで勝利

■大島僚太を起点に森谷賢太郎が決勝点

攻撃のスイッチを入れたのは、五輪帰りの大島僚太だった。

ボールを引き出した大島に対し、浦和は阿部勇樹と興梠慎三が挟み込む守備を敢行。これを外した大島に森脇良太がチャレンジ。このプレスをしのぎ大島がボールを前に持ちだすと、ゴール前に向けてチームメイトがスピードアップ。大久保嘉人、森谷賢太郎、小林悠、中村憲剛、エウシーニョといった選手たちが一気に浦和ゴールを目指した。

この場面について森脇は「2〜3回取れておかしくない場面があったので、それで取れずにバタついた、ということはありました」と振り返っており、大島の個人技が浦和を揺さぶる形となった。

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