2016.09.16

【鼎談】川崎フロンターレは、優勝できるのか？「最終戦のガンバは、初優勝が等々力の05年。だからこそ、ここで優勝したくないですか」（いしかわごう×竹中玲央奈×江藤高志）（4/4）

2016年09月16日 17時00分　
カテゴリ：インタビュー • コラム・インタビュー
タグ : 鼎談

クラブ創立20周年の節目に当たる2016年シーズン。川崎フロンターレは年間王者を目指して着実に結果を出し続けている。サポーターの期待も高まる中、フロンターレを取材してきた記者に集まってもらい、今季のこれまでと、これからについての鼎談を行ったのでごらんください。

出席者
いしかわごう（フリーライター）
竹中玲央奈（エル・ゴラッソ・川崎担当）
江藤高志（川崎フットボールアディクト）

※文中、選手名の敬称を略して表記している部分や、選手の呼称そのものに若干のバラツキがありますが、鼎談の雰囲気を重視し表記の統一はしておりません。あらかじめご了承下さい。

【第四部】　フォーメーション談義など
■ベストな組み合わせは？

江藤高志（以下／江藤）　思考実験として、どんなフォーメーションがいいと思いますか？

竹中玲央奈（以下／竹中）　谷口、エドゥアルド、ナラちゃんのそこの３人の使い方がすごく難しいですよね。エドゥアルドとナラちゃんとソンリョンの組み合わせが一番守れる。

江藤　序盤戦はそこで頑張ってた。心を揺さぶられる泥臭さがありましたね。

竹中　二人でスライディングに行く守備とかもしてくれてた。エドゥアルドって、クロスをだいたいニアで入ってくれる。壁になってくれてて、それはすごく大きいと思うんですよね。

江藤　谷口彰悟は平均的に上手いんだけど、守備面ではそういう意味で平均点というか。

竹中　繋げられるところはすごいですよね。秋田豊さんが、谷口彰悟を大絶賛してて、森重なんかよりも全然いいという評価でした。

江藤　吉田麻也と代えて、試してほしい（笑）。

竹中　一度センターバックで呼んで欲しいんですよね。でも、本人はCBだとサイズ的にも足りないし、でもボランチだったらあのサイズだったら問題ないということは言ってました。

江藤　オレは、彼が呼ばれない理由はハイボールの処理にあるのかなと思ってます。代表の試合でもかぶる場面があって、ものすごく印象が悪い。それがもったいない。

竹中　とはいえ、予備登録には入ってましたね。

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