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【速報レポート】天皇杯3回戦 川崎vs千葉 苦しみつつも、延長で突き放し4-1で勝利

■森本貴幸の得点で先制
基本的にフロンターレが支配する展開。
ボール支配率を高めるフロンターレはボールを回しながら千葉の穴を探し、無ければ作り、きわどいところにパスを入れてチャンスを伺う。

右サイドから何度か崩すが、クロスは得点には繋がらず。ただ、崩し自体は悪くなかった。

森本貴幸の先制点が決まった後も、ペースを変えずに攻め続けた。

時折、単純なパスミスでピンチを招いたのが怖いが、前半を終えての1-0のスコアは公平なものだろう。

■船山貴之に同点ゴールを喫し、1-1で延長へ
前半の内容を続けられるのであれば、じきに追加点は奪えると思っていたが、後半開始早々の51分に船山貴之に同点ゴールを奪われたあたりからペースを奪われてしまった。

どうにも攻撃にまとまりが出せないことで、ボールは持てるのだが、フィニッシュにまでは持ち込めず。その一方で、手数をかけない千葉の攻撃を受け続けた。

勝ち越しのチャンスはあったが、逆転ゴールを奪われそうな展開もあったということで、90分を終えての1-1のスコアは妥当だろう。

試合は1-1で延長戦に突入する。

■延長戦で突き放す
延長前半も流れ自体に大きな変化はなかったが、序盤の決定的なピンチをしのいでペースを掴む。千葉の守備に緩みが出たのか、三好康児やエウシーニョの突破が出始めると、延長前半終了間際の105分に車屋紳太郎のヘディングシュートが決まり、2-1に。

延長後半108分に大久保嘉人が追加点を決めると、続く115分にも大久保が追加点を決め、最終的に4-1の勝利となった。

(取材・文/江藤高志)

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