【速報レポート】J1 2nd. 第16節 鹿島vs川崎 森本貴幸の先制点を守り抜き1−0で勝利
■ミスが続く苦しい前半。負傷交代の小林悠が気がかり
鹿島の攻撃陣を過度に警戒してか、どうにも後ろに重たい前半の戦いとなる。
最終ラインに5枚を並べ、枚数を掛けて守ろうとすることで攻撃時の人数が足りず。距離感の長いパスを強いられる。
結果的に鹿島は予測しやすくなり、パスを引っ掛けられ続けた。
前半31分ごろ、スペースに走り込んだ小林悠が左太ももを痛め、森本貴幸との交代を余儀なくされた。
その後システムを4−4−2に変更して安定させようと試みるが、少なくとも後ろに重たい内容に変化は見られなかった。
ミスも多く、厳しい前半となった。
■先制点を守り抜く
後半に入っても立ち上がりからミスが続く厳しい内容で、どうにもらしくない戦いが続く。
いつ失点してもおかしくない試合になるが、そんな中、谷口彰悟からの縦パスをきっかけにワンチャンスを森本が押し込んで先制。
その後、鹿島の猛攻を受けるが、これをことごとく跳ね返し、フロンターレが逃げ切った。
これまで、全く逆の立場でやられ続けてきたような試合となった。
(取材・文/江藤高志)