【レポート】J1 2nd. 第16節 鹿島vs川崎 勝負に徹し、泥臭く勝ち点3を掴み取る
■タフなゲームに
フロンターレが目指してきたサッカーとは対極をなすような不格好な試合だった。古くから取材してきた旧知の記者と「こんな勝ち方もできるんだね」ということを言い合うくらいには珍しい試合だった。
内容が悪くとも勝ちにこだわる。そんな戦いだったのだと改めて認識できたのが、試合後の監督会見だった。会見の冒頭、風間八宏監督は「勝つということに対して、選手がよくやってくれたと思います」と述べている。この言葉からは内容よりも結果が重視された試合だったとのニュアンスが読み取れた。
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