「川崎フットボールアディクト」

【レポート】チャンピオンシップ準決勝 川崎vs鹿島 0-1で敗れ大久保嘉人が号泣。そしてCSでの戦いは唐突に終わりを告げる

■突然のサヨナラ
サヨナラは、唐突に訪れる。こちらの都合を一切無視し、好き勝手にやってくる。予定も何もお構いなしだ。

もちろん、サヨナラの可能性は頭に入れていた。そうなったときの心の準備はしていた。ただ、それはすなわち負けの可能性を想定しておくということ。さすがに勝負を前に後ろ向きな想像を巡らせるのも気が滅入る。そういう精神状態だったから、今回のサヨナラの訪問は強引に思えた。

可能性はあるのだから、強引だ、などと泣き言を言うのは勝手なのだと思う。

ただ、それにしても、十分な覚悟のないところに突然サヨナラが舞い込んできて、ぼくは途方に暮れた。あと2試合。彼らの試合を見たかった。

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