「川崎フットボールアディクト」

【#オフログ】プリンスリーグ関東 第16節 東京Vユース対川崎U18

川崎U18は、正式名称を「高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プリンスリーグ」とするリーグ戦を戦っている。4月3日に開幕し、12月11日に最終戦を迎えるこのリーグ戦は、10チームが所属して2回戦総当りで順位を決める。

■東京Vユース戦
9月24日の第15節から約2ヶ月のインターバルを経て11月26日の第16節として行われたのは、東京ヴェルディユースとのアウェイ戦だった。

試合は序盤に東京Vユースにペースを握られ、防戦一方の内容でスタート。際どく守り続けていたが、20分に平田竜士に先制点を奪われると続く22分にも平田にゴールを許す厳しい展開となる。

その後川崎U18は、選手交代を期にポジションを左サイドに移した村田聖樹が32分に1点を返すと、後半に入り運動量の落ちた東京Vユースを圧倒。一方的に攻め続けた。

1−2のまま、1点が遠く感じていた後半終了間際の89分に、小川真輝が蹴るFKを田中碧が頭で合わせ同点に。川崎U18は5分に及ぶ後半アディショナルタイムにもチャンスを作るが、あと1点が遠く、2−2で終了。勝ち点1ずつを分け合い、川崎U18は勝ち点23で7位につけている。

なお、プリンスリーグ関東は珍しいくらいの混戦模様で2位桐光学園から8位山梨学院高校までの7チームが勝ち点2差の中にひしめいている。

ちなみに上位3チームに入ると、プレミア参入戦に進出。また下位のチームは、昇降格のチーム数によって下位リーグへの降格もあるため、どうしても勝ち点を積み重ねておきたいところだ。

16節終了時点での順位表

JFAHPより引用
http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18_2016/prince_2016/kanto/

川崎U18の残り2試合の対戦相手は、12月4日の17節が、アウェイでの前橋育英戦。12月11日の最終節が、等々力での帝京第三戦となっている。

ちなみにものすごく楽観的に星取り計算をすると、次節前育戦を川崎U18が勝利して勝ち点26に。
帝京第三と対戦する桐光が敗れれば25点のまま。
勝ち点24で並ぶ東京V対横浜FCユース戦が引き分けで終われば25点ずつ
浦和と対戦する三菱養和が敗れれば勝ち点23のまま。
甲府U18と対戦の山梨学院高校が敗れて勝ち点23のまま、というお花畑な結果になれば、一気に単独2位に浮上して最終節に自力2位のチャンスが転がり込んでくる。

もちろんこんな理想的な試合結果にはならない、と思う。

ただ、17節は他チームに先駆けて11時にKOされる試合だということで、ぜひとも勝利して他チームにプレッシャーを掛けてほしいと思う。

【監督・選手コメント】
試合後に、今野章監督と、早坂勇希、田中碧の各選手に話を聞けたので掲載します。

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