「川崎フットボールアディクト」

【コラム】間に合っていたという確信と、触れなかった現実を噛みしめる長谷川竜也。来季はその差を埋める一年に

鹿島が浦和を下したチャンピオンシップを取材しながら、フロンターレだったらどんな戦いをしてくれていたのかということを思っていた。準決勝、決勝の3試合とも1点差ゲームで、決勝進出がフロンターレになっていてもおかしくなかった。そんな鹿島との準決勝で、忘れられない場面がある。

「アレは全然追いついていました」と話す長谷川竜也の言葉を聞いて、悔しさがぶり返してきた。長谷川の言葉が示すのは、チャンピオンシップ準決勝の鹿島戦のあのシーン。エドゥアルド・ネットのロングボールに鋭く反応し、そして肉離れを起こした前半19分の場面だ。

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