【コラム】[風間八宏監督との5シーズン vol.1] 目からうろこの指導理論
■「止める、蹴る」を再定義
プロであっても上手くなる。それを実感させられた5シーズンだった。
風間八宏監督がフロンターレの指導を始めたのは2012年4月24日のこと。指揮してきた筑波大学では、攻撃的なサッカーを作り上げてきたとの評価は受けていたが、プロを率いるのはこれが初めて。どうチームづくりを進めるのか、注目される中での初練習だった。多くの報道陣が集まる中、風間監督が示した練習は基礎的なものだった。たとえば対面パスのような単純な練習なのだが、今振り返ればそれがその後のフロンターレの基礎となった。選手たちは、サッカーにおける基本技術であるところの「止める、蹴る」を再定義し習得することになる。
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