2017年02月22日 19時54分　
カテゴリ： ★無料記事 • 試合レポート
タグ : ACL • vs水原

■小林悠の先制弾でリードを奪うが、OGを与え1-1で後半へ
シーズンの開幕を告げるファーストゴールは、中村憲剛からのパスを受けた小林悠のらしい胸でのひと押しで決まる。今季を象徴するようなゴールに等々力が湧く中、ボールを握る展開がつづく。

キャンプで見ていたよりも攻撃に連動性は出ていたが、ただまだまだ怖さは出せていない。そんな展開の中、OGで同点ゴールを献上したのは誤算だった。悔やまれる失点ではあるが、簡単には勝てない大会だ。このまま崩れることなく試合を運んでほしいところ。十分勝てる相手だ。

■苦しい展開
後半、ペースは水原に。ボールを握られる時間が増え、耐える時間が続く。鬼木監督は、1枚目の交代采配で3バックにシステムを変更。巻き返しを図るが、思うように結果は出ず。逆にバックパスのミスなどで決定的なピンチを作られる場面も。ただ、ソンリョンをはじめとする守備陣が体を張ってゴールを死守し、追加点を与えなかった。

勝ち越しゴールのチャンスもあっただけに悔やまれる試合展開となったが、1-1でACL初戦を終えている。

（取材・文／江藤高志）