「川崎フットボールアディクト」

【#オフログ】ACL GL 第2節 イースタンvs川崎 試合前写真(4枚)

多数のサポーターがチケットをもっていないことが明らかになった試合前。多くのフロンターレサポーターがチケットを求めつつスタジアム周辺に集まっていた。

川崎真之介くん(左)。イースタンのマッキー選手と友達だとのことでチケットを1枚用意してもらったとのこと。そこで友達を誘い当日券で入ろうと思いスタジアムに来たところ、全くチケットがなくて困惑していた。
「友達が入れないのなら見ても仕方ない」とのことで、チケットが出てこなければフロンターレサポーターにチケットを譲るつもりだった川崎くん。実際に譲る相手を決め話もしていた。
右に立つのは川崎くんの友人のサミュエルくん。


こちらはチケットを求める紙を掲げるお三方。
高橋(夫)さん(左)。ギリギリまで待ちますが、最悪ホテルで見るか、バーで見るかします。
高橋(妻)さん(真ん中)。空気を感じて移動しようかな。
あっこさん。見つかるといいですけどね。

■試合開始前に劇的に状況が変わる

香港人の中には、たくさんのチケットを持っており、400HKDでも売らないと話していた悪徳なダフ屋もいたが、状況が劇的に変化したのがキックオフを40分ほどのちに控えた19時20分頃。ゲート前で待つサポーターに対し、女性が近づき、チケットを必要とするフロンターレサポーターに無料でチケットを配り始めた。

話を聞くと、どうやらイースタンSCの陳婉婷監督が、はるばる日本から来てくれたサポーターが試合を見られない状況に心を痛め、ファンクラブ向けのチケットを買い上げて、割り当ててくれたとのこと。

チケットがなく連帯感でつながり始めていたサポーターは「自分だけ入っていいものか」という感情がわき始めていたとのことで、心置きなくスタジアムに入ることができた。


突然配られたチケットを手に、喜ぶフロンターレサポーター。


川崎くんも、友人の2枚のチケットを手に入れることができて、喜びの表情を見せた。

(取材・構成・写真/江藤高志)

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